アクセスバーズ、頭に触れて何が起きているのですか?する側とされる側、両方の脳を測ってみました
こんにちは。ZONEです。
まず、お知らせです。8月21日(金)、原宿の「Space kururi -環-」で、アクセスバーズを受けながらご自身の脳波を計測できるイベントを開催します。 アクセスバーズとあなたの脳の相性を、脳波データで診断できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年8月21日(金) |
| 会場 | Space kururi -環-(原宿・占い館 塔里木 1階) |
| メニュー | アクセスバーズ×脳波計測(施術30分+フィードバック10分) |
| 施術 | ライフチューナー uca さん |
| お申し込み | お申し込みフォームはこちら |
| 詳しくは | 8/21 脳波計測イベントのご案内 |
さて、「アクセスバーズ」という言葉を聞いたことはありますか?

アクセス・コンシャスネスという団体が体系化した手技のひとつで、60-90分かけて、頭にある32か所のポイントに、施術者がそっと手を添えていく施術で、受ける人は着衣のまま仰向けに横になります。施術する人は、決められた順番で頭部の32か所に、圧をかけずに手を触れていきます。
提供する側の説明では、この32点には思考や感情、信じ込み、決めごとといったものが電気的に溜まっているとされ、触れることでそれが解放される、と説明されます。ポイントごとに「お金」「コントロール」「創造性」「喜び」「感謝」といった人生の領域が割り当てられている、という説明もされます。
揉むわけでも、押すわけでもありません。ただ、静かに触れている。1990年前後にアメリカで始まったとされています。

受けた方や提供する方が語る変化には、共通するものがいくつもあります。
いちばん多いのが、「頭の中のおしゃべりが静かになった」 という言い方です。考えごとが止まらない状態から、ふっと静かなところに落ちる。そのあと視界がクリアに感じられた、という表現もよく見かけます。
そのほかに、よく眠れるようになった、不安やイライラが薄れた、やる気が戻ってきた、といった感想が並びます。
そして、日本のサロンの説明でかなり広く使われているのが、脳波の話です。「脳波を測ると、瞑想の上級者と同じような反応が起きることが分かっている」 という趣旨の説明を、多くのページで見かけます。
脳波を扱っている私たちとしては、ここは一度、確かめておきたいところでした。
検索するとおよそ12,600件の結果が出てきます。日本では「脳の断捨離」「思考のデトックス」と呼ばれることが多く、個人セッションの相場はだいたい8,000円から13,000円ほど。世界170か国以上に広がっているとされています。
現在ヒーリングサロンだけでなく、エステや整骨院のメニューとして掲げられていることもあり、メディテーションやリラクゼーションに興味がある方はみたことがあるかもしれません。
ZONEではこの度、このアクセスバーズの施術中の脳波を、取扱脳波計 Oxyzenで計測させていただきました!その結果、とっても興味深い結果が…!ぜひ最後までお読みください。
科学的に証明されているの?

まずは、いわゆる「科学的に証明されているのか」について、下記のメソッドに沿ってレビューしてみましょう。
- 査読つきの学術誌に載った研究が存在するか
- その研究に、比べるための対照群があるか
- 参加者は何人か
- 医学の世界で標準とされるランダム化比較試験が行われているか
どれも、効果を確かめるときの基本のものさしです。
また、このタイミングでZONEのスピリチュアルに対する見解についても記載しておきます。
ZONEは、スピリチュアルと呼ばれる領域を否定しません。
「なんだか軽くなった」「頭が静かになった」。
こういう感覚は、その人に確かに起きています。数字が出ていないからといって、なかったことにはなりません。
かといって、数字を大げさにも使いません。出てきたぶんだけ、そのままお伝えする。 それがZONEのやり方です。
科学で体感を否定したいわけでも、体感で科学を飛び越えたいわけでもありません。その真ん中に橋をかけたい。だから測っています。
結論、アクセスバーズは、まだ"科学的に証明されている"とまでは言えません。
学術誌に載った研究は2本だけ。参加者は7名と4名で、どちらも受けた人の前後を比べただけのものでした。
日本でよく引用される脳波の研究にいたっては、正式な論文にすらなっていません。
でもこれは「効かない」ということではありません。まだ誰もちゃんと測っていない、というだけのこと です。
今回の計測について

今回、アクセスバーズ施術者のライフチューナー ucaさんにご協力いただきました。
せっかくなので、受ける側だけでなく施術するucaさんにも装着してもらいました。お二人の頭に同時に脳波計をつけて、45分間まるごと記録しています。
測ったのは、脳波の5つの帯域(デルタ、シータ、アルファ、ベータ、ガンマ)と、落ち着き度・頭の張り・鎮静度という3つの指標、それに脈拍です。
計測はOxyZenという機器で行い、およそ12ヘルツ、つまり1秒あたり12回のペースで記録し続けました。二人分あわせて 67,000行を超えるデータ になりました。
この OxyZen は、ZONE Brain でも正規販売店として取り扱っています。
OxyZen で計測した記録は、ほかにもあります。
受けている側の脳波

まず、お二人の状態は、役割どおりにきれいに分かれていました。
| ucaさん(する側) | 受けた方(受ける側) | |
|---|---|---|
| 落ち着き度 | 55.0 | 65.5 |
| 頭の張り | 28.8 | 21.6 |
| 鎮静度 | 7.5 | 25.7 |
| 脈拍 | 84.3 | 78.9 |
受けていた方は、落ち着き度が10ポイント以上高い。鎮静度は3倍以上、脈拍は5拍も低い。
深く預けている人と、傍らで起きている人。 その差がそのまま出ました。
では、45分のあいだにどう動いたか。前半と後半で比べます。
| ucaさん 前半 → 後半 | 受けた方 前半 → 後半 | |
|---|---|---|
| 落ち着き度 | 54.6 → 55.4 | 62.7 → 68.3 |
| 頭の張り | 32.6 → 25.0 | 23.9 → 19.3 |
| 鎮静度 | 5.4 → 9.7 | 17.9 → 33.5 |
| 脈拍 | 85.2 → 83.3 | 80.3 → 77.4 |
受けた方は、時間が経つほど深くなりました。鎮静度がほぼ倍。脈拍は下がる一方。 45分かけて、ゆっくり沈んでいきます。
その45分を、そのまま1本の線にしたのがこちらです。

きれいな弧を描いているのが分かるでしょうか。
最初の10分は覚醒状態ですが、開始13分あたりから沈みはじめ、23分を過ぎたところでぐっと深くなる。
30分から35分にかけての5分間は施術中で最も深い時間帯で、一番深い数値は90.4まで届いていました。
この時アクセスバーズを受けている側の方の感想は「意識があるかないかわからないような状態だった」とのこと。いわゆる一種の瞑想状態と言えるでしょう。
何度か書いていますが、情報量が多い今の社会では脳をこの状態にすることはなかなか難しいので、それだけでも施術には大きな意味がありそうです。
施術者側の脳波
ZONEとして興味深かったのは、施術者であるucaさんの方でした。
計測を始めた最初の6分、まだ準備をしている時間帯のucaさんは、脈拍107、頭の張り72という、はっきり動いている状態でした。それが施術に入ると、脈拍84、張り28まで落ちます。すなわち、施術者も同じように瞑想の状態に向かっていると言えることです。
そして表のとおり、後半にかけて頭の張りはさらに下がっていくのに、落ち着き度だけは55のまま動いていません。
つまりucaさんは、集中の深さは保ったまま、力みだけが抜けていったわけです。手を添えている45分は、する側にとっても静かになる時間でした。
ZONEではこれまでも、メディテーションサービスで施術者側の計測をさせてもらってきましたが、施術者側が施術者側は、受けている人と違ってずっと覚醒をしていることなどがあり、定期的なメディテーションを施術者側こそ受けてほしいというような提案をしてきました。
しかし、このアクセスバーズだと施術者側も割と力みが抜けているので、日常的に施術をおすすめできるような内容かなと思います。
驚きの"脈拍の同調"
計測データの中でも一番の驚きは"アクセスバーズを通して脈拍が同調していた"部分です。

上のグラフを見るとお分かりいただけるように、上がるところも下がるところも、ほとんど重なって動いています。
ZONE側でも少し不思議だったのでいくつか検証を重ねましたが、結論、このそろい方が偶然で起きる確率は、1,000回試して1回もない、という水準です。(=有意に相関があると言える)
頭の張り具合にも、同じようにはっきりしたそろい方が出ています。
ちなみに、どちらが先に動いたのかも調べましたが、こちらは今回のデータでは決着がつきませんでした。一方がもう一方を引っぱったというより、互いに引き込み合っていた、という言い方が近そうです。
なぜ、こうなったのか

ここからは、数字より少し先の話です。
はじめにお断りしておくと、今回測ったのは1組・1回きり。同じ部屋にいれば室温も音も共通です。この同調がアクセスバーズだけに起きる、とはまだ言えません。
そのうえで、こう考えられます。
誰かが自分のためだけに45分を使ってくれる。静かな部屋で目を閉じて、横になっている。触れられている。急かされない。
この状況がそろっていること自体が、体を落ち着かせます。
でも、考えてみてください。
「誰にも急かされず、ただ触れられて横になっている45分」が、あなたの日常にどれだけありますか。
おそらく、ほぼゼロです。それを確実に用意してくれる。それだけで、もう十分な価値があります。
もうひとつ。今回いちばん興味深かったのは、施術する側も静かになっていた ことかもしれません。
手を添えている人の張りがほどけ、二人の脈が一緒に揺れる。
これは「送る人と受け取る人」という一方通行ではありません。同じ場所で、同じ時間を、二人で過ごしている。 それが数字に出た、とも読めます。
こんな方におすすめです

今回のデータから読めることを、率直に書きます。
考えごとが止まらないまま一日が終わってしまう方
受けていた側は、45分で鎮静度が倍近くまで上がりました。頭が動きっぱなしの方には、強制的に止まる時間として効きそうです。
自分から力を抜くのが苦手な方
瞑想やヨガのような「自分でやる」形式が続かなかった方へ。これは横になっているだけで進みます。何もしなくていい。これはかなり大きな条件です。
人にケアを提供している立場の方
意外かもしれませんが、施術する側にもはっきり変化が出ました。日ごろ人に手をかけている方こそ、自分に返ってくるものが大きいのかもしれません。
ひとつだけ、お伝えしておきたいことがあります。
治療の代わりにはなりません。 気分の落ち込みや眠れない状態が続いているときは、まず医療にかかってください。そのうえで、休む時間として使う。この順番だけは守っていただけたらと思います。
それから、1回で人生が変わるものとして期待すると、たぶん少しずれます。静かな45分を買う、というくらいの構え方のほうが、受け取れるものは多そうです。
おわりに

アクセスバーズについて、科学が言えることはまだ多くありません。
でも、「根拠がないから意味がない」とも「体験談があるから効く」とも言いたくありません。どちらも、測る前に答えを決めてしまっています。
分かったのは3つ。受けた人が深く沈んだこと。手を添えていた人の力みもほどけたこと。そして、二人のリズムがそろっていたこと。
あの45分に何かが起きていた。それは数字として残りました。
論文の正解より、あなたの脳がどう動いたか。役に立つのは、たぶんそちらです。
ZONEでは、こうした体験のさなかにある脳を測り続けています。
8月21日(金)原宿・Space kururi -環- で体験できます
今回計測させていただいた「Space kururi -環-」(原宿・占い館 塔里木 1階)で、ライフチューナー ucaさんによるアクセスバーズを、脳波計測付きで受けられるイベント を開催します。
内容は 施術30分+計測結果のフィードバック10分 です。
施術中の脳波はOxyZenでまるごと記録します。アクセスバーズとご自身の脳の相性を数値で確かめる、脳波での相性診断 としてお使いいただけます。この記事でご紹介したような、他にご参加された方との比較 なども可能です。
ご自身の脳がどんなふうに記録されるのか、確かめにいらしてください。
参考にした情報源は以下のとおりです。
Hope, T. (2017). The effects of Access Bars on anxiety and depression: A pilot study.
https://energypsychologyjournal.org/effects-access-bars-anxiety-depression-pilot-study
Hope, T. (2023). The effects of Access Bars on depression, anxiety, and stress in police officers: A case series.
Cortez Ocaña, M.P. ら (2023). Evaluation of the impact of access consciousness sessions on emotional and physical well-being.
https://dialnet.unirioja.es/descarga/articulo/9872141.pdf
米国国立補完統合衛生センター(NCCIH)によるレイキの評価
自宅で簡単に脳波計測しながら瞑想。科学的に正しい瞑想で数値化・習慣化。












